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瑠璃光院とは
京都市左京区にある寺院です。元々は明治から大正にかけて実業家として活躍した田中源太郎の別荘として造営されました。現在は光明寺により買収され、寺院に改められました。1万2000坪の敷地に数寄屋造りの建物と日本庭園を有します。数寄屋造りの書院は、中村外二によって造営されました。書院前には佐野藤右衛門の作庭とされる「瑠璃の庭」があります。
アクセス
・叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」下車徒歩4分
予約方法、拝観料
通常非公開ですが、春の青紅葉と秋の紅葉の時期だけ公開されます。
拝観料 | |
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一般 | 2000円 |
中学生以上学生 | 1000円 |
11月などの繁忙期にはネットでの事前予約が必須となります。HPから事前予約してください。
見どころ
叡山鉄道の八瀬比叡山口駅から高野川の清流に沿って歩きます。
木造橋からの眺め
高野川にかかった木造橋からの眺めも素晴らしく、思わず足が止まります。
山門
こちらが出入り口。いよいよ参拝していきます。
参道
玄関
二階書院
写経机に映る紅葉が見どころです。紅葉の見ごろはもう少し先の感じですが、これでも十分感動的ですね。
瑠璃光院は浄土真宗の支院で、写経をしつつ、美麗な風景を楽しむことができます。ネーム入りのボールペンをいただけます。
八瀬名物「かま風呂」
八瀬名物「かま風呂」です。日本式蒸し風呂の原型であり、「八瀬のかま風呂」の現存する希少な遺構です。
瑠璃の庭
一階に降りると瑠璃の庭があります。瑠璃色に輝く浄土の世界を表わした主庭です。
数十種の苔のじゅうたんをぬって一条のせせらぎが清らかに流れます。
臥龍の庭
天にかけのぼる龍を水と石で表した池泉庭園です。